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こんにちはＳ姉さんです。

東日本大震災から一ヵ月以上経ってもまだまだ余震が多く、

心落ち着かない日々が続いています。

東京では日常に戻りつつも、次は関東大震災が起こるのではないかと

余震があるたびにびくびくしながらの生活です。

心に不安を抱えながらの生活はストレスになりますね。

でもそれ以上に被害にあわれた全ての被災者の方々には

日常はまだまだ先の話で、報道を見る度に一日も早い復興を願うばかりです。

先日、テレビで着物の染色職人さんが引退する日というのを見ました。

16歳で上京し染色会社へ就職してから60年間、

先代に自分たち親子がお世話になった恩を返すために独立もせず、

ずっと一職人として働いてきた方でした。

本当に奉公という言葉がぴったりな職人人生で、恩返しや義理人情って

日本人気質の良い心なんだなとじんとしました。

もう1つ。

その方は就職するとき「白いご飯を腹一杯食わせてやる。と言われた、

ご飯を腹一杯食べたことはなかったから…。」

と当時を思い返していらっしゃいました。

写真も戦後の雰囲気残る白黒でした。

60年？60年前でご飯がお腹いっぱい食べられなかったの？

あの戦争からまだ60数年なのか。

写真でみる東京は今の被災地と同じく何もなく本当に何もない焼け野原で、

それがこんな大都市なった事が映画の近未来の話のようにすごいと感じました。

未だ衣食住に困っている国があるのにスイッチ1つで明かりがつき、

蛇口からきれいな水がでて、トイレも水洗で、

食べ物や飲み物には困らずといった生活から

有り余る便利な生活でエコまで出来るようになった。

「日本だから必ず復興する、日本人だから立ち直れる」はただの励ましではなく

経験した事実なのだと思いました。

原発と放射能の問題はこれからも続いていきます。

それでも必ず復興出来ると信じています。

1日も早い復興を心よりお祈り致します。

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